カフェインの効果とカフェインレスコーヒー
風邪薬にも含まれていますが、倦怠感をすっきりさせる為に栄養剤程度含まれています。
しかし、取りすぎると副作用として動悸などが起こる為、一回の摂取量は最大200mgであり、一日の合計摂取量は500mgまでとされています。
一般的100mlあたりのカフェインは、
コーヒーエスプレッソ:280mg
コーヒーブラック:60mg
コーヒー微糖:60mg
モンスターエナジー:40mg
レッドブル:32mg
日本でも、大手メーカーが市販品のカフェインレスコーヒーを販売するようになり、身近な飲み物になりつつあります。
カフェインを取り除く方法は、主に二酸化炭素抽出法、水による抽出法、有機溶剤による抽出法の3つ。日本では有機溶剤による抽出法は禁止されているため、二酸化炭素か水を使った方法が使われています。
このカフェインレスコーヒーの一番のメリットは、カフェインの作用を気にする必要がないところにあります。カフェインの作用といえば、興奮作用や覚せい作用、利尿作用、解熱鎮痛作用などがあります。その他、副作用として不眠、めまいなども広く知られています。
特にカフェインの覚醒作用は、頭をスッキリさせるのに役立つ反面、夕方以降に飲むと、夜の睡眠の妨げになってしまいます。カフェインレスコーヒーは、この点、好都合といえます。
また、妊娠中・授乳中の女性にとっては、カフェインの作用を避けるのにカフェインレスコーヒーが適しているといわれています。
特に、眠れなくなることで避けられがちなコーヒーですが、実はコーヒーの香りそのものには、リラックス効果があります。カフェインレスコーヒーにも、普通のコーヒーの香りがそのまま残っているため、香りによる入眠効果も得られるといわれています。